大阪城の南側に広い原っぱのような場所があります。

この場所は、かつて難波宮という古代の天皇のお住まいがあった場所でした。

この難波宮から元号が始まり、日本で初めての首都とされています。

明治時代、この場所は陸軍第8連隊が置かれていました。

戦後、難波宮の遺構が発見され、現在に至っています。

原っぱの真ん中には、阪神高速が通っており、敷地は北側と南側に分断されています。

この北側部分が、公園と一体となる商業施設となり、オープンしたということで、

早速行ってみました。

“なノにわ”の案内図です。

右側(西側)に商業施設があり、その前面に原っぱと、内裏正殿跡があります。

この場所で歴史を感じながら、のんびりし、飲食もできるという場所になっています。

“なノにわ”の商業施設部分の案内図です。

難波宮の解説です。阪神高速を挟んで南側が難波宮のメインで、北側へ敷地がはみ出しているという感じでしょうか。

今回、3/28日にオープンした”なノにわ”は、この北側部分ということになります。

左の建物が商業施設の部分。右側が公園部分です。とても広い部分が芝生エリアとして整備されました。

東側から、公園全体を眺めます。奥が商業施設。左手の少し盛り上げている場所が、内裏正殿跡です。

内裏正殿跡から”なノにわ”を眺めてみます。都会の中にもかかわらず、とても開放的な空間です。

内裏正殿跡から、阪神高速と南側の難波宮跡部分を眺めます。

阪神高速は、この部分だけ、高架ではなく、地上部分を走っています。

遺構の保存と景観を確保するため、この部分だけ、地上を走る構造となっています。

Infomation

なノにわ

アクセス:大阪メトロ谷町4丁目駅徒歩1分

開園時間:公園部分は24時間、商業施設部分は店舗による

Map

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