難波宮跡公園は、大阪城の南側に位置します。
都心でありながら、広大な原っぱが広がっており、不思議な場所です。
ここは、かつて、初めて日本の首都が置かれた場所で、かつては天皇のお住まいがありました。
そのため、この場所が遺構として残され、公園として整備されています。
戦前のこの場所は、陸軍の第八連隊の駐屯地でした。
戦後に、発掘調査が行われ、この場所に難波宮があったことが発見されます。

公園の入り口には難波宮を紹介する案内板があります。
とてもわかりやすい内容でした。

大極殿跡を望みます。
広い原っぱとその周りの高層マンションが、とてもいいコントラストです。
原っぱの中にある大極殿跡を見ると、ここがかつての日本の首都だったということを感じることができます。

大極殿の周りは子供たちの遊び場になっていました。
観光地感がなく、地元の子供達が利用している感じがとてもいいです。

原っぱの中に伸びる1本の道。とても気持ちのいい散歩道です。
大阪の都心に広がる原っぱで、歴史を感じながら散歩をするのも、たまにはいいかもしれません。
難波宮跡は中央に阪神高速が通っていて、南北に分断されています。
難波宮跡公園は南側にあります。北側は、公園と一体となった商業施設”なノにわ”がオープンしました。
“なノにわ”は別の記事で紹介しています。
Infomation
難波宮跡公園
アクセス:大阪メトロ谷町4丁目駅徒歩1分